Nice to meet you

今日は月に一度の「リアル倉庫番」(社外の倉庫で一人で延々と資料の調査・整理をさせられる仕事)の日だったんですが、この仕事のときの最大の楽しみが、作業中に聞く音楽。まあ普段だとmoveとかユーロビートとか、娘。でも強めの曲とか、そういうリポビタンな感じのやつを多めにかけるんですが、今日みたいな湿気が多くてだるいテンションのときにそういうの聞いても疲れるだけなんで、かなり久しぶりにタンポポ聞いてみたんですよ。そしたらあーた、これがもう雨が降る日の密室のテンションにハマることハマること。やや抑え目のボリュームで聴いてると、ボーカルとオケの絶妙な絡み合いを丸呑みで堪能でき、なんともいえないウットリした気分に。これはさしずめ「ヲタのための四(三)重奏室内楽」とでも呼ぶに相応しい、とかくだらないことを考え出すほど没入してしまいました。
奇跡のユニット、タンポポ。その偉大なる足跡に思いがけず仕事中に触れることになるとは。正直言うとぼくは今まで初期タンのことは軽視しがちだったというか、知識としては素晴しいユニットだと認識していても実感として今ひとつピンとこない部分があったんですが、とんでもない誤認識だったと思い知りました。ヲタ歴○年目にして今日ようやく、初期タンの真価について正しい認識を得るに至ったわけです。つーか遅すぎ!この調子だとベリエの面白さに気付くのなんて6年後くらいだぜ。