『Winter Greetings』感想

昨日に引き続き。

Blue X’mas night
「明るい曲調なのにすごく切ない歌詞を歌ってるとこがポイント」とはメンバーの談だけど、「私よりも寂しい誰かがあなたの帰りを待ってる」とか「今夜から始まる二人の未来を夢見てただけよ」とか、切ないを通り越して何かドロドロとしたものを感じますね!先月のイベントのミニライブで見たときはなかなかかっこ良かったですよ。
So Many X’mas
イズミコンガとルリボンゴが地味ながらいい仕事をしてるなといった印象。ほんと成長したね!
Sherry
全体的にラテン色の薄い今回のアルバムの中では比較的ラテン色を残した曲、つってもまあ香り付け程度ですが。ラテンアメリカというよりはラテンヨーロッパといった感じ。いやよくわかんないけど。ラテンラテンうるさい!
「好き。」
シンプルなアレンジでアンナのボーカルの特性を際立たせたド直球のラブバラード。その飾りの無さゆえに、アンナへの入れ込み具合が強いほど曲評価も比例して高くなるようなつくりになってると言えましょう。つまりぼくにとっては超名曲。
サンタが街にやってくる
トイザらスとか家電量販店なんかでこの時期いかにもヘビーローテされてそうな年末商戦用BGMライクな曲ですね。


CDの方は当初は全体的に小粒だなあという印象しかなかったんですが、腰を落ち着けて聴くと地味ながらも良曲が揃ってますね。ヒカリモノ(12/14付)でも言及されてますが、ボンブラファンなら買って損は無い内容だと思います。逆にあまり興味の無い人が聴いても退屈に感じるだけかもしれません。入門編には『B3 Master Pieces 2002-2004』をオススメします!


あと、DVDは映像自体の内容には概ね満足してるんですけど曲順の並び*1にはちょっと首を捻らざるを得ないですね。「アンコールどーもアリガトーッ!」つって女の子なんだもん歌ったあとにまだまだ中盤戦!てな感じで涙ハリが始まるって、そんなタイム・リープのオマージュみたいなことされても……涙ハリを茄子祭の後に移動させるだけで大分印象が違ってくると思います。つーか涙ハリの冒頭部で茄子祭の決めポーズやってる、つまり時系列的に直結してるんだから、その箇所くらい素直に繋いだらいいのにって話。

*1:未来地図→茄子祭→シーオブ→女の子→涙ハリ→ボンボヤ