呉の二喬

 

Fortune (初回生産限定盤)

Fortune (初回生産限定盤)

Garnet Moon/祈り

Garnet Moon/祈り

それぞれ同日発売の大作ゲームのタイアップ曲ということでオタク層から微妙な関心を集めてますが、その手のニーズにバッチリ照準を合わせて調味されたハズシのないハンバーグソングですね。教科書どおりの堅実な仕事ぶりでまさに鉄板といった出来。真新しいことは全くないけど安定感はバツグンです。聴けば聴くほど頭が悪くなる感じがたまりません。ハンバーグっていうよりある意味駄菓子かもしれません。


どちらもそれぞれの公式ページでPVの試聴ができるんですが、今回の玉さんの振り付けはこれまでのものと比べたら随分ゆるくなってますね。ぼくは玉さんが今の路線でブレイクするためには「誰でも真似できるような簡単でキャッチーな振り付け」*1が必要だと常々考えていたのでこの傾向は歓迎したいと思います。振り付けが簡素化されるのはいいのですが、バックダンサーの数が減ってたりと予算面でも簡素化の傾向が見受けられて軽く緊張します。

一方のひとみんは、ここ2〜3曲くらいで急激にダンス色が強くなってきてる印象があるんですが、体操服着た小学生に囲まれて「ねがいーをーかーけましょYUME日和〜♪」とか歌ってた人が24歳にもなってバリバリダンス路線にシフトさせられる(というかダンスをやらされる)心境を想像するとちょっとたまらないものがありますね。がんばれ!「わたしーのーむねでーねむりなさーい♪」ってとこの振りが最高に面白いと思います。



玉置PV試聴
島谷PV試聴

*1:SPEEDの『White Love』みたいな