【詳報】TAKE1LIVE〜春やねん!〜

後付け


スカラベですどうも。時系列を追いつつ思いついたことから随時加筆していきます。(←姑息な更新取得かせぎ)



・会場時間ちょっと過ぎに同行のリベラマ君と現地合流。我々は2階立見ということで入場は一番最後。


・気になる客層なんですが、大方の予想通り30〜40代女性を中心とした「シャ乱Q直撃世代」のご婦人方(つんく♂ヲタ、というかつんく♂「ファン」というべきか)が8割程度を占めてました。


・こっちの世界で言うつんく♂ヲタっていうのは、ヲチ対象としてのつんく♂愛好って部分が大きいと思うんですけど、彼女らはそうではなく、いわゆる「つんく♂に抱かれたい女たち」なわけですよね。クネらせながら愛されたい方々です。20前後の若いオネーチャンも結構な数いたんですが、あの子たちも抱かれたいクチなのかと思うと殺意を覚えそうです。


・ちなみにハロー関係者はいなかったみたいですが、大魔神・佐々木が2階席の前の方に座ってて、なんか終始眠たそうにしてました。


・昨日のセットリストには書きませんでしたが、最初にMIX-UPとかいうバンドが前座で2曲演奏しました。彼らはつんく♂率いるミュージシャン集団『すっぽんファミリー』(*参考リンク)の期待の若手バンドだそうです。ええと売れそうにない曲でした。僕はこの組織のことはよく知らなかったんですが、なんか浅倉大介ファミリーをマヨソースで味付けしたような連中ですね。


・さて本編。スタートからハロヲタにはおなじみの曲をダダダッと。この辺の曲はそれぞれダンスらしきものがあるんですが、運動不足の三十路男にはさすがにこたえるらしく、ところどころ歌声が途切れるシーンも。ミスムンのセリフとかかなりいい加減だったんで、多分うろ覚えだったんだと思います。


・それでも咄嗟に踊ったりして上手くごまかしてしまうあたり、さすがはつんく先生年季が違います。こなれた感じのMCを交えつつのらりくらりとセットリストを消化していくその姿は、晩年のジャイアント馬場を彷彿とさせるものが。


・やはりつんくといえばワチャクチャした感じの変な振り付けで名を馳せているわけですが、そのあたりは健在でした。特に「ここいる」の夢の翼をひーろげー♪のくだり(脇を締めて体をクイクイッと動かす、メッチャいい顔で)なんかは、気持ち悪いのを通り越してなんだか見てると幸せな気分になってきます。


・中盤のVTRコーナーは、すっぽんの連中のコントっぽいものとか、新作DVDの告知とかそういう感じでした。どうやら今回のライブはすっぽんファミリーの顔見せイベント的な側面もあったようで、VTR中はご婦人方の間から勝手知ったるという感じで笑いが起こっていたんですが、そのあたりはちょっと付いていけなかったです。


つんくファンがどんな風に盛り上がるのかってのも興味の対象だったわけですが、そのへんは完全に期待ハズレだったです。つんくは割と客席煽ったりするんですけど、結局レスがいまひとつで苦笑い、みたいなシーンが結構ありましたし。やっぱあの年代の女性にコールとか合いの手要求するのは無理があるんですかね。もっと気合の入ったファンキーなオバチャンとか想像してたんですが、まあ残念でしたね。


・全体としてはハロプロ的な要素はほとんど無く、昔からつんくを応援してきたファンと、集まってきたファンに応えるべく歌うつんくというある種の同窓会的な雰囲気で、つんく自身もとても楽しそうにのびのび歌ってました。そんな彼の姿を見るにつけ、もしかしたらそう遠くない将来につんくハロプロを去る日が来るんではないか、なんてことをぼんやりと思いました。


・なんか不吉なこと書きましたが、はたしてつんくが今後5年10年と今の感じで仕事を続けていけるのか(そもそもその気があるのか)と考えると、まあ難しいんじゃないかと思うんですよね。そうなるとやはり外注ってのは自然の流れであって、将来的にはジャニみたいにいろんな所から曲がもらえるような仕組みに移行していくのが理想なのかなーとか。蛇足ですねスイマセン。



まあこんな感じです。最後までお付き合いいただいた皆さんどうもありがとう。愛してます。