推定少女X'masライブ@渋谷BOXX

というのに行ってきました。
個人的な話なんですが、去年ぼくの出身校の学祭に推定がゲストで来ててそのときがファーストコンタクトのチャンスだったんですけど、ちょうどその日はドームでスポフェスだったんで見に行けなかったっていうのがあって、そんなわけで今日が一年越しの初推定でした。予備知識とかほとんど無しです。初期のシングル曲ちょっと知ってるくらい。



会場はスタンディング300人程度のキャパに対して200人弱の入り。快適!
まあなにぶん初見ですからセットリストとか言及しようが無いんでごく大雑把にいきますと、まあすごい狂ってて面白かったですよ。そもそも、端正なルックスした女の子がノイズテクノ(そんな言葉あるんかな)っぽいトラックに乗って頭振り乱して歌う、半裸で、って状況が目の前で展開されてて面白くないわけが無いじゃないですか。他にもスクリーン越しに生着替えしてるシルエットが映し出される演出とか、ヘソ出しサンタルックでサイリウム粒バラ撒いたり、ところかまわず水鉄砲撃ちまくったりと痛快なまでのやりたい放題(ピープル ¥3,360)っぷりでした。半裸の女の子同士が水鉄砲打ち合うってそんなの反則じゃないですか。ペットボトルの水ぶっかけられるって日常生活以外で初めて体験したけど、あれ楽しいな!飲み水!



とりあえず思ったのが、コンビの構造としてすごくダブルユーに似てるなあと。加護の器量と辻の天才、みたいな言われ方ってよくすると思うんですけど、これ推定にも当てはまるんじゃないかなあとか思って見てたよ。リサ(加護)が量のあるプレーで試合をつくって、リノ(辻)の閃きが試合を決める、みたいな役割分担的なものがそっくりだったし、努力家と天才のコントラストっていうんですかね。外装に纏うコンセプトは全く正反対のものだけど、内部構造はダブルユーとそっくりだなと思いました。両者の学年がタメだということを合わせて考えるととても興味深いんじゃないですかね。
正直、個人的にはダブルユーよりもしっくりくるものがありました。まあ曲がぼくの好みだったってのもあるし、雰囲気的にすごくフリーダムというかいい意味でのいい加減さがぼくの性に合ってたというか。それとまあ、やっぱエロいのが好きなんでしょうね。



あと、ステージと客の距離感がすごくいいんですよ。MCとかすごい大雑把でメチャクチャなんだけど全然嫌味がないし、客のリアクションもそういうのをごく自然に受け流す感じで。お互いに必要以上にガツガツした感じが無いっていうんですかね。クールな男女関係みたいな。最近のハローの現場特有のトゲトゲとした必死さとは正反対の居心地の良さみたいなのが感じられて、アイドルとファンの関係性としてすごく成熟してるなと思いました。