玉置成実 2nd CONCERT "Make Progress 〜road to〜"

ZeppTokyoで行われた玉置成実の東名阪ツアー最終公演に行ってきました。

─Opning act─
Sister Q
01.Night and Day
02.夏の媚薬
03.SISTER
04.Step One


─Start─
01.-Fly Away-
02.コイスルチカラ
03.Future Step
04.Daybreak
05.Everlasting
06.Heroine
07.暗闇物語
08.Truth
─Magic show─
09.Beautiful(Christina Aguilera
10.シングルメドレー

    1. 大胆にいきましょう↑Heart & Soul↑
    2. Prayer
    3. Shining Star☆忘れないから☆
    4. Realize
    5. Believe
    6. 大胆にいきましょう↑Heart & Soul↑

11.Fortune


─Encore─
12.You
13.Reason Reproduction 〜flash-forward mix〜
14.DreamerS

昨年のツアーが奇跡的に素晴らしかったのでどうしてもそれとの比較になってしまうんですが、昨年はバンド・コーラス付きだったのが今回はなしということで、それだけでもかなりステージが寂しく見えてしまいます。

オープニングアクトで登場したSister Qは昨年のツアーにコーラスで参加していたとのこと。へえー。彼女らについてはここでも以前に一度取り上げたこともあり(id:scarab:20050405)どちらかといえば好意的な印象を持っていたんですが、それにしても4曲はちょっとやり過ぎじゃあないかね!

セットリストはツアータイトルにもなっている最新アルバム『Make Progress』をそのまんまなぞるような構成。このあたりは1stアルバム『Greeting』を引っ提げて行われた昨年と同様で、なおかつ今回はシングルメドレーとカバーを除く12曲中11曲が05年リリース曲という極端なシフトを敷いているので、1stのほうが2ndより20倍くらい好きな自分としては正直かなり味気なく感じました。

昨夏以前のシングル曲を全部まとめてメドレーに詰め込むという度の過ぎたイタズラや、ファンの間で抜群に評価の高い必殺キラーチューン『Distance』が2ndアルバム収録曲の中で唯一演奏されなかった点も明らかな減点対象ですよ!


ただ、これだけのマイナス要素があるにも関わらず決して悪いライブではなかったなあと。そう思えるのはやはり、玉置自身が高い意識をもって真剣に取り組んでるのが伝わってきたから。彼女もこの一年でいろいろ考えるところもあったと思うんですが、昨年に比べて格段に堂々としたステージングを見せるその姿に着実な成長が感じられて、まあなんとも嬉しかったです。興行として見たかったものとは違ったけど、見たかった玉置成実は見れたというか。