高橋瞳@東京国際映画祭クロージングイベント

scarab2005-10-30


http://www.animecs.net/special1_program_b_.htm

映画にはとんと興味のないぼくですが高橋瞳見たさに行ってきたよ。

イベントは第一部が「日本映画・ある視点」部門とコンペティション部門の授賞式、第二部がプロダクションI.G作品の関連楽曲のライブという構成で、要は授賞式だけじゃ客が集まらないから客寄せにオタクの喜びそうなイベントをつけてみたという感じ。授賞式のサクラをやらされる代わりにタダでライブが見られる、というわけですな。

授賞式については興味ないので割愛。


一番手がツバサ・クロニクルの主題歌を担当するキンヤのミニライブ。これはいわゆるコタニキンヤですね。元浅倉ファミリーのラジカセ担いでゲリラライブの人。あの頃の面影はあんまりなかったんですが昔のほうが魅力的だったと思います。別にファンじゃないから無責任なこと書くぜ!あとこれも別にどうでもいいけどバックバンドが見覚えある人だと思ってたらHΛLだった。ものすごくわかりやすい当て振りだったんだけど別にどうでもいいや!

攻殻機動隊のコラボレーションライブとかいうのは「まあ、相当酷いんだろうな」って覚悟していったつもりだったんだけど、その覚悟をはるかに凌駕するレベルの酷さでしたよ!コスプレの男1:女2のユニットで男がDJ、女2人がその両脇で踊ってるんですが、一方の女性が下乳丸出しの衣装で、しかも踊ってる途中でだんだんズレてきて最後のほうずっとニプレスがはみ出してるというとんでもなく気まずい状況。もちろん客席はみんなドン引きなんですが、一人だけヒッピーっぽい女の人が通路でノリノリで踊ってたりして、なんか下北沢のクラブで夜中にやってる学生イベントみたいでした。一言でまとめると、うんこ。


その後BLOOD+の関係者トークライブがちょこっとあって、ようやくイベントのトリを飾る高橋瞳が登場。

1.不明(未発表曲?)
2.僕たちの行方
3.evergreen
4.メロディ
5.青空のナミダ

のっけから知らない歌で吃驚したんですが、まだ7曲しかない持ち歌のうち5曲まで披露という大盤振る舞いは嬉しいサプライズでしたね。MCのときのたどたどしさから歌唱時の野性味溢れる表情への豹変っぷりっていうこの子特有の魅力も存分に出ていたし、あと衣装が七五三の写真撮るときの男の子みたいな格好でこれが実によく似合ってるんですわ。昨日のミュージックフェアの衣装もそうだけど、もしスタイリストが狙ってああいう服ばっかり着せてるんだとしたら、これはもう相当「わかってる」人の仕事ですね。あざといなんてもんじゃないよ。もう悪魔的なレベル。

(大きなお世話だけど)ひとつ心配なのが、高橋瞳って今のところこういう「お呼ばれ」のライブばっかりやってるわけですけど、そういう場のお客さんってのは基本的に盛り上がらないですから、こういう形のライブばかり経験してると「ライブをやる」ってことへのモチベーションが彼女の中で萎えてしまうんじゃないかという懸念があって。

自身のブログの10/17の更新でこんなことを書いてるんですが。

それから昨日は、サポートをしてもらっている道太郎さんのLIVEに行きました。
ザ・タートルズが5年ぶりに活動再開ということで、かなりの盛り上がりでした。
他にも3つのバンドが出ていました。
笑顔溢れててめちゃくちゃ楽しかったですよ!
LIVEが終わってから聞こえてきたんですよ。“楽しかったねー来てよかったねー”って。


自分もいつかそんな風に言ってもらえるLIVEをしたいです。

この最後の行間に込められた思いや如何ばかりか、とか考えると、ちょっとたまらないものがありますね。


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