高橋瞳 “sympathy” BOXXシリーズ @SHIBUYA BOXX

ひとぴょんのマンスリーライブ第1弾。
前回の1stライブのビリビリした雰囲気と比べると終始和やかなムードで、ハコが小さいのも相俟ってかステージと客席の心理的な距離もかなり近づいてたなあという印象。なんかもう普通に会話ができるくらいの感じでしたね。決してMCが上手いというわけではないんだけど、ちょっとした受け答え一つでも場を楽しませる雰囲気をまとってるというか。改めてライブ向きの素質の高さを実感しました。

「自分でもおかしいと思うんだけど、最近勉強がすごい楽しくて仕方ない。授業中も全然眠くならなくてノート取りまくってる」みたいなことを話してて相変わらず微笑ましいなあと思ったんだけど、なんかこの子の話ってアシベが話してるみたいだなって最近気付いた。多分そういうところがぼくのツボをくすぐるんでしょうね。こんなこと書いて何になるんだろう!


セットリストは公式ライブレポより転用

M-01 孤独な群衆
このラウドナンバーを立ち上がりに持ってくるとは予想しなかった。ガルベスの出場停止明け初登板、みたいな緊張感溢れるスタート


M-02 冒険者
冒険者って聞くとついモンタナジョーンズのOPのほうを思い出してしまう。アルフィーのやつ


M-03 Beatin’
早くも定番となった感のあるキラーチューンをこの時点で消化。仕掛け早ぇー


M-04 ハスキー(THE HIGH-LOWS
こちらも定番となったカバー曲のコーナー。真心→ハイロウズときたら次回はイエモンあたりか。ガガガSPとかだったらビックリするけど充分あり得るからこええぜ!個人的には久宝留理子の『男』を希望します!よろしくお願いします!


M-05 新曲(タイトル未定)
これはイイ!高橋瞳としてはここにきて初めて恋愛を題材にした楽曲ということになると思いますが、詞・曲・アレンジ・歌唱とすべてがガッチリ噛み合った出色の仕上がりではないかと。つっても初聴なんでもうちょっと歌詞を読み込んだりしてみないとちゃんとした評価はできないですが、まあとにかくそのくらい感触はよかったです。これはクるわー


M-06 Little Star
1stライブのアンコールでも歌った新曲。前回聴いたときは半ば放心状態だったのでよくわからなかったんですが、これも悪くない出来。ただA面曲にするには引っ掛かりに欠けるなあと思うので、多分次のシングルのC/Wになるんではないかと


M-07 僕たちの行方
なんかみんなで歌ってた気がする


M-08 コトノハ
バラード調のソフトロック。イントロと間奏のとこでブルースハープを吹くんですが前回よりも上達してた。気がする。板についてきたというか。ただ個人的にはここは約束のほうが聴きたかった。約束厨なので


M-09 メロディ
「みんな跳ねろォー!」


M-10 もうひとつの夜明け
M-11 Get the future
M-12 青空のナミダ
キラーチューン3連発。ワッショイ!


M-13 16
前回もそうだったけど歌いながら涙ぐむ場面がしばしば。この曲に対する思い入れはやっぱり並々ならぬものがあるんですね。ぼくはこの曲自体はそれほど出来がイイとは思わないけど、この曲を歌ってるときの高橋の姿は本当に美しいのだ


En-1 evergreen
何度か目が合った(気がする)


En-2 SKULL
アップナンバーで笑顔の締め。おつァ様ッス!来月もよろしくお願いしゃす!


高橋はお客さんに自分と同年代の子があまりいないのを少し気にしてたみたいだったけど、金銭的なこととかを考えると高校生にはなかなか難しいところもあるでしょう。でも、こういうものは彼女と同年代のボイズンガルズにこそもっと足を運んで欲しいと思う。ぼくのような煤けた大人にはもう分からないようなことも、君たちならきっと感じ取れるはずだから。振り向くな!ためらうな!