6/18 高橋瞳 "sympathy" BOXXシリーズ

セットリストは公式レポ参照


アルバム曲+日本のロック名曲カバー+新曲2つっていう構成は基本的に前回と同じ。スタイルとして定着した感がありますが、欲をいえばなにかちょっとした変化がそろそろ欲しいところ(ドカベン4コマとか)。


今月のカバー曲はガガガSPの「線香花火」。前回のライブの感想で冗談のつもりでガガガとか書いてたけどまさか本当にやるとは思わなかった。予言!こわい!
昨年夏に行われた「僕らの音楽」の野外ライブでガガガSPと共演したとき、楽屋で意気投合してたりしたら(「東京の人間は冷たかとです!」みたいな話で)面白いなあとか勝手に妄想してたのがなにかこう現実のものになったようで非常に感慨深かったです。
カバーシリーズはこれからも是非続けていってください。


さてこの日最大の注目であった新曲「コミュニケイション」のお披露目。
ジュディマリのTAKUYAプロデュースということで、ここは当然「そばかす」とか「motto」とか或いは「Over Drive」みたいな「ポップでアッパーでキャッチーなピカピカのロックチューン!」を想像していたわけですが、
フタを開けてみたら思ってたのと全然違うハードでシリアスな曲だったんで驚きだった。おそらく高橋自身の嗜好がかなり反映されているんでしょう。良くも悪くも「高橋瞳のために」作られた曲。
合わせて披露されたC/Wの「sunshine」はここにきてまさかのレゲエナンバー!一瞬ボンブラの曲かと思った。


アンコールのときのMCで「これは誰にも言ったことないんだけど」と前置きして、「瞳は本当はいつも自信がありません。(ライブは)いつも楽しいけど自信はないんだ」と言葉を搾り出すようにして語る姿がすごくグッとくるものがあった。
こういう生々しさに触れたくてぼくはこの子のライブに足を運んでいるのだ。きっとそうだ。