異形のマッスルディーヴァ ソニン

ソニンさんのステージを見るのは今年1月のライブ以来だったんですが、一年見ないうちにわけのわからなさも筋肉の量も大きくスケールアップしてました。セットリストを見ていただけばわかるとおり基本的に動きの少ない(というか、ない)淡々とした曲ばかりで、それと合わせて今のソニンが身に纏う一種独特の説得力みたいなものが相互に作用して、クリスマスとは全然関係のない異世界的な空間を創り出すことに成功。
今年一年培ってきたニューミュージック系路線の集大成的な内容だったと思うとともに、それをクリスマス合同ライブにぶつけてくるハンドリングに慄然としました。デビルガンダム級の異形っぷりを見せ付けられた気分。まあ今回の出演者の中で一番のユニークユニットだったことは間違いないでしょう。