ファミン子探偵団

そのあとはコイタ邸に高塚さんと大久保(ぼくの地元の友人)と集まっていろんなビデオを鑑賞会。

  • 推定少女DVDシングル『Chewing Girl』
  • 島谷ひとみライブDVD(去年の10月くらいにやったやつ)
  • 大久保所蔵ビデオ(86年ごろの番組を適当に録ったもの)
  • コイタ所蔵ビデオ(96年3月末放送のアニメ最終回ばかり録ったもの)

特筆すべきは大久保が持ってきた86年のビデオで、収録されてる番組がドラクエ2発売に合わせて放送されたテレ東の特番「ファミン子探偵団」というやつと、日テレの衝撃映像スペシャルみたいなやつ。


ファミン子探偵団は出演者が原田大二郎丹古母鬼馬二乱一世毛利名人・橋本名人・堀井雄二ドラクエ主要スタッフ・カケフ君などの錚々たる面々で、まさに百花繚乱狂い咲きといった様相。探偵役の原田らが演じるドラマ部分をメインに、ところどころで乱と毛利名人の新作ソフト紹介コーナーが挿入されるという構成。新作紹介のVTRでは普通にラスボスとかエンディングを見せたりしててビックリします。
ドラマパートで一番心に響いたセリフ 「おまえのような悪人にファミコンを操作する資格はないんだ!」


衝撃映像のほうは「カースタントに失敗して首から上が吹っ飛んで死亡」「不審人物に警官が至近距離から銃撃の嵐」「ステージが突如陥没してオーケストラが奈落の底に」みたいな映像が延々2時間垂れ流されるという、まさに当時の日テレならではのもの。飛び降り自殺映像とほのぼの系動物映像を同列に扱うという配慮のいい加減さに当時のテレビ界のフリーダムな倫理観や豪放磊落なエネルギーを感じ取り、みんなで懐古的な気分に浸りました。
競馬の落馬事故で2人のジョッキーが立て続けに落馬するって映像に神谷明の名調子で「前者は無傷・後者は死亡、明暗を分けた!」ってナレーションされてるのとか爆笑した。明暗分かれすぎだろ。


コイタさんのビデオには当時ぼくが大好きだった「飛べ!イサミ」の最終回も入ってて7年ぶりくらいに見たんだけど、当時なんでこんなの喜んで見てたんだろ…とか思ったりして複雑な気持ちになった。ガンダムWの最終回も見たかったんだけど入ってなかったのが残念です。