高橋瞳ライブ@八日市文化芸術会館   

滋賀県での平日開催ということで、発表当初は「いくらなんでもこりゃ参加は絶望的だわい」と思ったけれど、がんばりゃできるんだよ人間は・・・・なんでも!(大山倍達・談)


開場時間の40分くらい前に到着したら人が7、8人しかいなくて戦慄したんですが、開演が近づくにつれ徐々に地元の人たちが玄徳義勇軍ばりに集まってきて、最終的には800人収容のホールの前半分はきっちり埋まってた感じ。
渋谷マンスリーライブの毎回の動員数がよくてせいぜい200弱、という現在の状況で、この土地で400人も集まれば大健闘でしょう。
MCで「今日はこんなにたくさん来てくれると思ってなかったんでホントうれしいです!」っていう、 聞こえようによってはイヤミとも自虐ともとれるような発言があったんだけど、この場面では本当に偽らざる素直な感想なんだなって思えるだけの切実な響きがありましたね。やはりこういう言葉をてらいなくサラリと言ってのける(そこにシビれるあこがれるゥ)ところが高橋の美点だなあ。


ライブ自体は初めての土地での単発公演ってことでセットリストは至極オーソドックスなもの、それと高橋自身のコンディションがやや不安定だったこともあって、個人的にはちょっと物足りない感があるものの(先月の出来があまりに最高過ぎたってのもある)、会場の9割以上を占めるであろう一見のお客さんにはかなりアピールできたんではないかと。次に関西でやるときには、この中の何割かはまた観に来てくれそうな雰囲気がありましたね。
終演後の物販がかなり賑わってたのも印象的。これは今やほとんどリピーターばっかりの渋谷BOXXではまず見られない光景なんですごく新鮮でしたよ。



ここから先はどうでもいいことなんですが、当日の会場までの行程が

東京(13:36)→米原(15:50) 東海道新幹線ひかり
米原(16:39)→八日市(17:23) 近江鉄道

という感じ。


この近江鉄道、「2両編成」「30分に1本」「前方の2つのドアしか開かない」等々、ちょっとしたカルチャーショックでした。 どのくらいカルチャーショックかというと、現地のファミコンショップで SFC版「忍たま乱太郎2」(カルチャーブレーン)を買ってしまうくらい。取説付き・ヘコミ無しの美品であった。


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